カピバラってどんな動物?生態Q&A
カピバラはどんな動物なのか、素朴な疑問をQ&A形式でまとめました。なぜ温泉に入るの?泳げるの?何を食べる?寿命は?——一般的に知られている生態を、断定しすぎずにやさしく解説します。
温泉に浸かるあの姿ですっかりおなじみのカピバラですが、「そもそもどんな動物なの?」と聞かれると、意外と答えにくいもの。この記事では、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。ここで紹介するのは一般的に知られている内容で、個体や環境によって差があるため、「およそこうだと言われている」という目安として読んでください。
Q. カピバラってネズミの仲間なの?
はい、カピバラはげっ歯類、つまりネズミやリスと同じ仲間に分類される動物です。しかもげっ歯類のなかでは世界最大とされ、大きな個体では体重が50〜60キロほどになることもあります。中型犬をひとまわり大きくしたくらい、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
原産は南アメリカで、川や湿地など水辺の近くで群れをつくって暮らしているとされています。
Q. なぜ温泉に入るの?
日本の動物園でおなじみの「カピバラの露天風呂」ですが、これは野生の習性そのものというより、寒さをしのぐために用意された環境を、カピバラが気に入って利用している面が大きいと考えられています。
もともと暖かい地域の動物なので、日本の冬は苦手です。あたたかいお湯に浸かると体が温まり、気持ちよさそうにする——その様子が「温泉好き」として親しまれるようになりました。露天風呂の発祥については、伊豆シャボテンのカピバラ露天風呂ガイドでも触れています。
Q. 泳ぐのは得意なの?
とても得意とされています。カピバラは半分水中で暮らすような生活に適応しており、水かきのある足で上手に泳ぎます。危険を感じると水に逃げ込むこともあると言われ、しばらく水にもぐっていられるとも紹介されます。水辺の近くを好むのは、こうした習性のためです。
動物園でも、プールや池で気持ちよさそうに浮かぶ姿がよく見られます。
Q. 何を食べているの?
カピバラは草食で、野生では主に草や水草を食べているとされています。動物園では牧草のほか、キャベツやニンジンなどの野菜が与えられることが多く、ふれあい施設でのおやつも野菜が中心です。
げっ歯類の仲間らしく歯が伸び続けるため、かたい草をよくかむことは歯の健康にも関わっていると言われます。
Q. 鳴くの?群れで暮らすの?
カピバラは意外とおしゃべりな動物とされ、「キュルキュル」といった声で仲間とやりとりすると紹介されることがあります。野生では複数の個体で群れをつくって暮らすとされ、動物園でも数頭がいっしょに過ごしている光景がよく見られます。放し飼いに近い環境の長崎バイオパーク(公式サイト)などでは、群れならではの様子を観察しやすいでしょう。
Q. 寿命はどのくらい?
一般には、飼育下でおよそ10年前後生きるとされることが多いようです。ただし個体差や飼育環境によって幅があり、一概には言えません。動物園では、赤ちゃんの誕生や成長の記録が公開されることもあり、そうした発信を追うのもカピバラファンの楽しみのひとつです。
もっと知りたくなったら
生態を頭に入れてから会いに行くと、動物園での見え方が変わります。温泉に浸かるカピバラに会いたいなら全国の開催期間まとめを、実際にふれあいたいなら関東・関西・東海のふれあい施設まとめをどうぞ。会える場所は全国カピバラマップから探せます。
なお、ここで紹介した内容は一般的に知られている生態にもとづくものです。より詳しく正確な情報は、各動物園の解説や専門的な資料をご確認ください。
本記事の料金・期間・営業情報は2026年7月に公式サイト等で確認した時点のものです。実際に足を運ぶ前に、最新情報を各施設の公式サイトで必ずご確認ください。